菅正広『マイクロファイナンス』中公新書を読みました。
マイクロファイナンスといえばバングラデシュのグラミン銀行が有名ですが、実は欧米先進国でも取り入れられていて、貧困層の支援に一役買っている。日本にも必要ではないですか? という話。
日本というのは大体において豊かで、貧困というのはごく一部にすぎないという風に考えられてきたけれども、いやいや実はそうではない、ということの説明に全7章のうちの1章が割かれています。貧困は日本においても克服すべき重要な課題のひとつだということです。
マイクロファイナンスが消費者金融とどう違うか、マイクロファイナンスによって貧困を改善するために政府や企業やあるいは市民がどうかかわるべきか、といったことが論じられています。
実効性のあるマイクロファイナンスを日本で実施するにはよく考えて制度設計する必要があるでしょうし、そもそもマイクロファイナンスが万能でもないでしょうが、注目に価する動きだと思います。
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